BABYMETALとさくら学院に出会った

いろんなテーマで、BABYMETALとさくら学院への愛を語ります。

「Story」を描いています。⑥

K市は今日も、外へ出ると呼吸に苦労するほどの暑さで、まさに酷暑という表現がぴったりなのですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?こちらのblogでお話の事を書くのは久しぶりになります。

 

時間がかかってしまいましたが、第八話を書き上げることができました。物語の中で、さくらベースの十二人が「とあるグループ」に出会う場面を描くことは、自分にとってとても大きな挑戦で、その場面を描いてからこの第八話まで、お話を書くのは難しいなあと改めて強く感じる日々を過ごしています。

 

自分勝手に、さくら学院のみんなに捧げるファンアートとしてお話を書き始めたうえに、彼女たちを想起させる登場人物に、ダンスをやらせようとしているわけです。しかも、楽曲は、誰よりも彼女たちが愛し、思い入れがあるはずの曲です。上手く描こう、なんていう高望みをしているわけでは決してないのですが、やはり彼女たちに失礼のないように、自分に出来る得る限り丁寧に描こう、としっかりと意識をして書き進める事が必要で、思ったよりも時間がかかり、疲弊してしまいました…。

 

物語の中で、ヒロインが、ほぼダンス未経験の子たちを率いて、この難易度の高いダンスを踊ろうとしている。では、彼女はどんな準備をして、どうやってダンスの練習を進めて行くだろうか?そう考えると、フィクションではあるものの、なるべく突拍子の無いようなものにはしたくない。Twitterのフォロワーさんにアドバイスを頂きながら、パフォーマンスが完成するまでの「地道な作業」を、自分なりに想像し、パラレルワールドの中で、違和感を最小限に抑えて表現することが出来たらいいな、と考えていました。

 

ところが、地道な作業を文章で表現しようとすると、どうしても無機質なものになりがちで、僕がこのお話の中で描きたい、十二人の活き活きとした姿が見えづらくなってしまう。準備の部分は絶対にサボることはできないけれど、一方で登場人物の心と身体の動きも表現したい。第八話は、そのバランスの難しさに苦しみ、自分の力の無さを思い知ったエピソードでもありました。次に書く第九話で、彼女たちのダンスは『本番』を迎えることになると思うのですが、「かの」の強い想いとそれに衝き動かされる十一人の姿を、今よりも少しでも魅力的に描けるように、成長したいと思っています。

 

それから、ここのところ、読んでくださった方々から、「物語に出てくる『大人たち』のスタンスが良い」という趣旨の嬉しいお言葉を、幾つか頂きました。このお話に登場する大人たちの役割はどちらかというと緩やかで、ともすればオブザーバー、というように考えて書いているのですが、そのキャラクター設定のヒントには、間違いなく森先生や職員室の先生の存在があると思います。物語に登場する大人たちと、実際にさくら学院の周りにいる大人たちでは、子供たちへの接し方は当然ながら異なりますけれども、子供たちを信じて、考えさせ、決めさせる、という基本的な姿勢が、ストーリーの進み方に多少なりとも影響を及ぼしていることは確かです。

 

実は、物語を書くのに必須な要素として、登場人物たちそれぞれに、文章の表には出てこない行動や出来事を考えて設定してあるのですが、中でも「そよ」の担任の「先生」は、彼のことを書いている文字数の割に、"裏設定" をたくさん考えた登場人物です。彼は、台詞も少ないんですけど、実はすごく色々と考えて行動しているんです。その辺りの事も、いつかこの物語が完結した後にでも、書けたらいいなと思っています。

 

 

今回のエピソードを書く大きな力となってくれた、アドバイスを頂いたTwitterフォロワーさん、またもや素晴らしすぎる挿絵をくださったKanaさん(今回の絵、ヤバくないですか?僕は震えるほど好きなんですけど…笑)、そしていつも貴重なお時間を割いてお話を読んでくださる皆さん、本当にありがとうございます。物語の終盤へ向けて、心を込めて、少しでも良いものを描けるように、もっともっと顔笑ります。

 

第八話はこちら

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これまでのお話はこちら

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【過去記事抜粋】さくら学院のこと。④ ~さくら学院祭☆2019~

「さくら学院祭☆2019」をレポートした記事から、@onefiveに関する部分を抜粋しました。1stシングルCDのリリースと、新刊雑誌の表紙・メイン記事が決定した事が伝えられた今(2020年5月28日)、およそ半年前に初めてKAAT・神奈川芸術劇場で彼女たちが僕たちの前に姿を現してからの事を振り返ってみると、やむを得ない状況に左右されはしたものの、その道程はやはり一本筋の通ったものだったんだ、とあらためて感じます。

 

6月24日にリリース予定のシングル、「まだ見ぬ世界」。そして翌日発売予定の雑誌「ite」を手に取り、最新の彼女たちに触れた後には、また@onefiveについて新しい文章を綴れたらいいな、と考えています。

 

 

 

~過去記事からの抜粋~

 

◆@onefive ~僕たちはもう一つの奇跡を見ることができるか~

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それは不思議な時間でした。そのあと舞台上で何が起こるのか、その場にいる多くの人が分かっていながら、声も立てず、身動きもせず、固唾を飲んで見守っている、という様子でした。10月19日、さくら学院祭の一日目。本編が終わりアンコールの拍手の向こうから、薄靄のかかったようなSEが流れ始めます。数日前から何度も繰り返し観た映像のバックトラックである事はすぐに分かりました。舞台照明だけが静かに飛び交い、心地よいエレクトロサウンドがしばらく流れると、スクリーンにあの見覚えのある映像が映し出され、そこで初めてKAATは大きな歓声に包まれました。後姿だけは観たことがあった4人の少女たち。色とりどりの衣装に身を包み舞台上に進み出た彼女たちは、僕たちがまだ聴いたことのない曲で、優雅に滑らかに、美しく踊りました。そして、「ありがとうございました。@onefive(ワンファイブ)でした」と言って深々とお辞儀をしたのでした。

 

@onefiveがSNSでその存在を明らかにし、同時に複数の芸能メディアが「全員15歳の謎の4人組ガールズユニット」として紹介したのは10月15日のことでした。公式YouTubeチャンネルにアップされたティザー映像には多くのヒントが隠されているように見え、様々な角度から検証をしてこの「謎の4人組」がさくら学院中等部3年の4人であることを予想する声が、ファンの間からは上がっていました。

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 そして結果的に、予想されたとおり@onefiveは森萌々穂さん(=MOMO)、有友緒心さん(=GUMI)、藤平華乃さん(=KANO)、吉田爽葉香さん(=SOYO)からなるガールズユニットであることが学院祭初日のアンコールの時間で明らかにされた訳ですが、現時点でのアクションはSNSを中心とした限定的なものとなっています。しかしながら、やはりこのユニットは特に彼女たちを以前から知る者にとっては "語るべきこと" が多すぎるのもまた事実です。

 

まず、事前告知からローンチ後も各種のSNSを上手く使っていて、そのアクションは非常に現代的です。作り込んだオフィシャルショットの質の高さと、くだけたオフショットのバランスの良さ。メンバーが選んだプレイリストや、本人が投稿するテキストで感じさせる親近感。SNSは本格的なプロモーション活動に入る前の段階でもファンの受け皿として機能するし、最も手軽でコストがかからない手段です。Music Video撮影時のオフショットは新たに時間とお金をかける必要も無いし、しかも使い方次第では大きな効果があります。更に、そのMVの別バージョンも近日公開予定とのこと。そのあたりの "一回の現場で複数の露出を可能にする" アイデアが上手く回っているからこそ、2019年度が残り半年を切ったこのタイミングでも、@onefiveが(形の上では)独立して活動できているのでしょう。そう、今の時点では彼女たちは全員まだ「さくら学院の最高学年」であり、卒業へ向けた重要な時期を過ごしているという事は忘れてはいけないと思います。

 

@onefiveに関して、今の活動では本来訴求したいファン層へ向けての認知がなかなか広まらないという見方もありますが、個人的には現時点ではこれで良いと思っています。認知を広げることは重要ですが、せっかくファンを獲得できても今はまだそこにアピールできる素材は限られているし、卒業を控えたさくら学院の活動に加えて高校受験も待っている彼女たちには、なかなか身軽な活動は難しいでしょう。ユニットとしてアミューズのアーティストページに記載がなく、個人のアーティストページにも記載がない現状(2019年11月4日現在)、@onefiveは「プレデビュー」という扱いなのではないかと想像しています。これから3月までの期間で様々なマーケティングもされるでしょうし、本格的なデビューへ向けての検討がされ、卒業後に1アーティストとして本腰を入れた活動が始まるのではないかと考えています。

 

そして、現時点で@onefiveの唯一の作品が、デビューシングルとなる「Pinky Promise」です。これは音源、Music Videoの映像ともによく練られた、上質の表現になっていると思います。

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楽曲はアミューズ所属の辻村有記さんと、エイベックスの新レーベルA.S.A.Bに大橋トリオさんなどと共に立ち上げから参加するThe Charm Parkさんによる共作。歌詞は@onefiveの4人と同じ15歳のSSW、YURAさんによるものです。「Pinky Promise」のお披露目となった学院祭の舞台では、@onefiveのユニット名について、メンバーが15歳であることと共に、YURAさんも含めた5人という意味もあると説明され、このYURAさんが描く歌詞がユニットにとって非常に重要であるという事を窺わせました。 そしてもちろん、コレオグラファーとしてMIKIKO先生の名がしっかりとクレジットされています。

 

曲調はエレクトロポップと言っていいと思うのですが、北欧音楽とエレクトロニカをベースに持つ辻村さん、AORから影響を受けアコースティックと打ち込みを融合した温かみあるサウンドが特徴のCharmさんの2人の音楽性を知ると、この曲が持つ個性がよく理解できるような気がします。そしてMusic Videoの映像は楽曲にもよく合っているし、編集は秀逸と言えるものです。さくら学院の制服とは全く異なるカラフルなファッションに身を包み、ヘアスタイルをストレートで揃え、華やかながらも決して品を失わないメイクを施した@onefiveの4人は、無機質なコンクリートや真っ白な背景、風になびく草木をバックに歩き、戯れ、踊ります。特に凝った演出も無くシンプルな作りではあるのですが、寄りのカットも多く、3分強の時間の中に彼女たちのみずみずしい美しさが凝縮されたような素晴らしい作品です。

 

そしてこれは余談みたいなものになりますが、僕は@onefiveが見せる「仲の良さ」がやっぱり好きです。彼女たちが現時点で持っている武器を考えてみると、15歳にしてダンスや歌、表現の基礎が確たるものであることと、数多くの舞台での経験があること。デビュー作でもかなり贅沢なクリエイター陣を招き、質の高い表現が出来ていること。だと思います。そして表現と直接は関係ないのですが、彼女たちならではもう一つの強みが「仲の良さ」だと思います。

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「Pinky Promise」の MVが10万回再生を突破したあと、スペシャル・エディットの公開を予告して新しいティザー映像がアップロードされました。そこから伝わってくる@onefiveの親密な距離感、その空気はMusic Video本編でも垣間見られるものですが、4人が過ごしてきた時間の長さ、共に経験してきたことの濃密さ、築き上げてきた信頼関係は間違いなく強みだと僕は思っています。それはスキルや容姿、知名度とは別の次元で、観ている人たちに「尊い」と感じさせることが出来るものだからです。仲の良い人たち、お互いがお互いを好きということが隠せずに溢れ出している人たちを見たら、僕はやっぱり幸せを感じてしまいます。無理に演出をする必要は勿論ないんですけど、オフの親密な空気を自然のまま見せる事は、見せ方次第で武器になるのでは、と思ったりもしているのです。…余談ですけどね。

 

さて、限られた活動を見て様々なことに考えを巡らせ、要らぬ心配をしてしまうのは僕が「父兄」である以上仕方がないことなのかな、とも思います。しかし、それでも僕なりに分かっているつもりでいるのですが、本当に重要なのはとにもかくにも@onefiveが動き出した、ということです。動き出したということは、続く可能性があるという事です。そして、動き出したということは、彼女たちがそういう「選択」をした、という事です。これは極めて重要で、もしかするとそれが現時点での全てである、と言い切ってしまっても良いことかも知れません。さくら学院はこれまで本当にたくさんの素晴らしい表現者を輩出してきましたが、卒業生がその後もパーマネントに活動を共にしているのは、BABYMETALだけです。在籍期間中に様々な事を学び、成長する多感な少女たち。さくら学院卒業の時点での未来への「夢」が同級生の4人で揃うことは、きっと、それだけでも奇跡的なことなのだと思うのです。

 

彼女たちはまだ15歳で、無限の選択肢があります。きっと彼女たちもそれを知っています。未来なんて誰にも分からないのですが、少なくとも今の時点では、4人は「一緒に夢をつかみたい」と望み、約束してくれた。そのことに僕はただただありがとうございますとしか言えないし、僕たちが学院祭のアンコールで観た@onefiveのステージは、もう一つの奇跡の始まりになるのかも知れない。可能性はゼロじゃないよね?…などと自分で自分に問いかけながら、今日も「Pinky Promise」のプレイボタンを押しています。

 

◇@onefive official YouTube Channel

@onefive - YouTube

◇「Pinky Promise」配信一覧

Pinky Promise

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<元記事>

 

poka-raposa.hatenablog.com

 

 

poka

 

 

「Story」を描いています。 ~折り返し~

いつもこのブログの拙い文章を、そしてg.o.a.tブログで書いている『放課後、桜の基地で』を読んでくださっている皆様、ありがとうございます。物語の折り返し、第六話まで書くことができました。

 

3月1日に第一話を公開して、それまでに書き溜めてあった下書きを仕上げたり、新たに書き始めたりしてお話を繋いで来ましたが、自分の中で思い描いていたストーリーに近付けることができた部分、上手くいかなかった部分、どちらもあって、もっともっと文章を上手に書けるようになりたい、と日々思っています。

 

このお話を書き始めるにあたって、幾つか自分の中で決めていた事があります。そのうちの一つが、「出来る限り固有名詞を使わずに、描きたいものを表現する」というものでした。これは、今まではある程度できたと思っています。恐らく、渋谷・原宿という地名以外には、固有の場所や人、商品の名前は登場していないのではないかと思います。物語の舞台は架空の街でありながら、同時に読んでいる人に情景をイメージして欲しい、という気持ちがあり、オリジナルの名詞がたくさん登場する空想の街ではないけれど、同時に「どこかにありそうでどこにもない」というイメージを作り上げたいと思いました。

 

例えば、そよとさなが二人で瓶のジュースを飲む場面では、自動販売機のラインナップに、コカ・コーラ、ファンタ・オレンジとグレープ、スプライトなどがありますが、商品名は書かず、王冠のデザインでそれを分かるように書きました。雑貨店で売っている花火のビジュアルも、実際にあるものを言葉で再現できるように努力してみました。そこまで細かく伝わらなくても物語の進行には影響がないのですが、架空の世界の中で、細部を作り込むというのは難しくもあり、楽しい作業であると気付く事ができました。その他にも、意図的に現実世界とのギャップを作ったり、逆に必要以上にリアルに描いたりしている部分があったりもします。

 

一方、登場人物は例えば「そよ」、「つぐ」、「先生」、「母親」などの呼び名で、一人につき一つの名前、当て字しか用いないようにしています。主要キャラクターはひらがなで、<名前>というよりも<呼び名>であることを徹底しました。これはお話が100%フィクションであるという僕なりの主張でもあります。彼女たちへの敬意を保つためにも、あまり実際に「近付け過ぎない」ことに気を付けています。家族構成などにも気を使っています。

 

初めてのフィクションであり、なお且つファンアートであることを大前提として書いているので、不慣れでたどたどしさが目立ち、何より書くスピードが遅いのは大いに反省すべき点と思っています。ただ、今の僕の実力では、スピードは質とのトレードオフになってしまう事が明白であり、やはりこのお話は、出来得る限り自分の中で良いものを創り上げていきたいなという気持ちが強いので、読んでくださっている皆様には、どうかお許しを願えれば幸いです。

 

全十二話のうち、六話まで進み、ここからまた新たなエピソードを書いていきたいというタイミングで、僕の下書きは完全にゼロになってしまいました。今まで自分が書いた物語をもう一度しっかり読み返しつつ、いったん頭をクリアにして次に進みたいという気持ちがあり、新たなインプットも必要だと考えています。もっと登場人物の心の内を表現できるようになりたいし、短い言葉で多くを描けるようになりたいという思いもあり…。精一杯やりますが、第七話を書き上げるまでには、また少し時間を要してしまうと思います、ごめんなさい…。(今のところ、6月14日を目指して書き上げたいと思っています!)

 

いつもみなさんから頂く言葉が、書いていく上で本当に大きな励みになっています。みなさんに少しでも楽しいと思ってもらえるように、次のエピソードも顔笑って書きますので、また読んでくださったら嬉しいです。

 

よろしくお願い致します。

 

 

これまでのお話はこちらから

 

『放課後、桜の基地で』 第一章「五月」

https://burnone0513.goat.me/q3vdNvh1gk

 

『放課後、桜の基地で』 第二章「八月」

https://burnone0513.goat.me/rFn3GGwxfW

 

 

 

 

 

 

【お詫びとお報せ】再編集しました。

2020年のゴールデンウィークが始まりましたね。

このような状況で迎える5月の連休は、生まれて初めての経験です。

 

僕が書いているStoryは『5月の連休明け』からお話が始まるのですが、貴重なお時間を割いて読んでくださる皆さんのおかげで(毎回、本当にありがとうございます)、なんとか第五話まで書くことができました。

 

初めて創作の物語を書いていて痛感するのは、自分には経験と技術が圧倒的に足りないということです。今、問題がありまして、このペースで書き続けると、想定していた十二話の内に書きたいエピソードを全ておさめられないのではないか、と考えています。無理やりおさめようとすると、一話ごとの長短のバランスが著しく悪くなってしまう可能性があり…

 

そこで、既に書き終えた第五話までを、再編集することにしました。五千文字前後の長さである第一話と第二話を纏めて、第一話とし、以降一話ずつ前にずらし、次に公開するお話を改めて「第五話」とすることにしました。これだと、この後のお話を1万文字~1.5万文字で書けば、十二話でエピソードを語り切ることができるのではないかと… 今は考えております…(あくまで現時点では…)

 

自分としては、都合「一話分」多く書くことになるのですが、残念ながら文字数を切り詰めても場面が伝わるように書く技術を持っていないので、それはもう仕方ない、と腹をくくっています。ただ、読んでくださっている皆様におかれましては、恐らく読み切るまでに更に長くお時間を取らせてしまうことを、申し訳なく思っております。

 

第四話(「第五話」として4月19日に公開)

はこちら

https://burnone0513.goat.me/qc73GV7Kko

 

第一話~第三話(以前の第一話~第四話をナンバリングし直しています)

はこちら

https://burnone0513.goat.me/q3vdNvh1gk

 

 

力不足でばたばたしてしまい申し訳ありません。書いていくうちにほんの少しでも成長できるように顔笑ります。

 

あらためての「第五話」も、もう少しで公開できそうです。引き続き、読んで下さったら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

poka

「Story」を描いています。⑤

*5月1日追記

お話のナンバリングを再編集。

 

第五話→第四話 

第四話→第三話

第三話→第二話

第二話・第一話→第一話

とさせて頂きました。

 

 

 

第五話を書くことができました。

決算期に緊急事態宣言が重なり、在宅での作業も交えながら、今までに経験したことの無いような年度末を過ごしました。前回から間が空いてしまってごめんなさい。もしよろしければ、もう一度、第四話から続けて読んで頂けますと嬉しいです。

 

お話は、さくらベースという一つの「舞台」がやっと登場し、登場人物も増えてきました。当初からこの物語はファンアートであり、ファンタジーであるというつもりで書いている、と言ってきましたが、自分なりのファンタジー色は、この辺りから少しずつ出して行けるような気がしています。

 

さて、4月15日にさくら学院のオフィシャルサイトで、5月開催の歌の考古学と卒業式の中止(卒業式は状況を鑑みながら実施を検討とのこと)が発表され、当然ながら僕たち父兄は打ちのめされていますし、何よりも3月に入ってから1カ月半以上もレッスンすら出来ていないさくら学院のメンバーたち、彼女たちと森先生、職員室の先生方がどんなに悔しく、辛く、不安な想いをしているか、痛いほどによく分かります。

 

僕が紡いでるStoryには2019年度さくら学院生の名前を背負ったキャラクターたちが登場して、架空の世界の中で触れ合い、交わります。さくら学院に会えない寂しさを、このStoryを読んで紛らわしてください…なんて烏滸がましいことは絶対に言えません。言えませんけれど、僕はこんな状況だからこそ精一杯、この世界の中で、彼女たちがいきいきと、楽しく過ごして、きらめくことができるように書いていこうと思うし、もし普段よりも家で過ごす時間が多く、暇を余している人がいたら、少しだけその時間を使って、いつもよりも想像力を働かせて、この世界で彼女たちが動き、喋るのを感じ取ってもらえたら嬉しいな、とは思っているのです。

 

せっかく創り始めて、形が見えてきた世界。

大切に創り上げたいな、と、思っています。

 

それから、今回もkanaさんに素敵な挿絵を描いて頂きました。本当に心から感謝しています。こちらもぜひ楽しんでくださったら、嬉しいです。

 

 

第五話はこちら

https://burnone0513.goat.me/qO69j8Oioo

 

 

第四話はこちら

https://burnone0513.goat.me/qc73GV7Kko

 

第一話~第三話はこちら

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「Story」を描いています。④

第三話までついてきてくれた皆さま。

本当にありがとうございます。

 

考えてみたら、初めて創作をするド素人が「お話を十二話書きます!読んでください!!」って相当な傲慢というか、身の程知らずだと思うのですが、第一章の三話を読んでくださった我慢強い皆さんには、感謝しかありません…。

 

お話はこの第四話から、第二章。少し、動きが出てくるのかな、と思っています。

第三話までに頂いたコメントのなかで、人物描写に対するお褒めの言葉をたくさんもらいました。褒めてもらうのは恥ずかしいですけど、すごく嬉しいです。

 

このお話は「ファンアート」であり、「ファンタジー」であると、描き始めた頃からずっと思っていて、人物の描写は自分なりのファンアートとしてかなり気を使っている部分でもあります。絵を描く皆さんが一筆一筆に推しへの愛をこめて描くのと同じように、僕は各キャラクターを演じてくれている(…と妄想している)人への気持ちをこめて文字を打っているつもりですので、そこを気に入って頂けたのであればよかったな、と思います。

 

各キャラクターが初めて登場する時の描写は特に気合を入れて書いているんですけれど、この部分の表現は、意識してある作家の文章を参考にしています。その人の作品は、実際には見た事ないはずの人物が目の前に現れたような鮮やかな描写が一つの特徴で、その生き生きとした感じをほんの少しでも真似できたらと思って書いています。ほんのわずかでも、自分なりにその感じを再現できているといいのですが…。

 

4月の前半は非常に忙しくなってしまうので、次回の更新は少し先になってしまうかも知れません。とはいえ、職場のスケジュールも今は先行き不透明なのですけど。

ひとまず、お暇な時にでも、この第四話を読んで頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。

 

第四話はこちら

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第一章(第一話~第三話)はこちら

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「Story」を描いています。③

第二話も読んでくださった皆さん、

本当にありがとうございました。

 

読んで頂けるだけでも有難いのに、分不相応なほどのお褒めの言葉ももらったりしてしまって、面映ゆいやら申し訳ないやらという感じなのですが、皆さんの言葉が勇気になるのもまた紛れも無い事実でして、また皆さんに読んでもらえるように、一生懸命に続きを書きたいと思います。

 

第三話の公開に時間がかかってしまいました。

今現在書き進めている話の下書きをしつつ、次に公開する話は縦書きのブログサイトにアップロードして推敲するという作業を同時進行しているのですが、Word文書からサイトにアップロードした時に段落や改行が消えてしまったり、一行に入る文字数が違うので、見た目の部分がかなり変わってしまいます。それを読みやすいように調整し、誤字脱字や表現を若干直したり…などとだらだらやっているうちに、時間が経ってしまうのです。

 

ただ書くことと、人に読んでもらえる形にするのは、全く違うんだなあ、と改めて感じています。自分が普段読んでいる一冊の本が、その形になるまでにどれだけの時間と作業が必要なんだろう、と思うと、何度も読んだ本もまた違った見え方がしてくるような気がします。

 

これからも同様の苦労はあると思いますし、下書きも進みが悪いし、仕事も年度末で忙しくなるので、また書くのが遅くなってしまうと思います、すみません…。そんな時には「あいつ、苦しんでるな」とせせら笑いながら気長にお待ち頂けたら幸いです!一生懸命書いていますので!(笑)

 

物語は、やっとこの世界の「骨格」が出来上がってきたかな、と書いていて思います。

初めにも書いた通り、僕は自分ではファンタジーのつもりでこのお話を紡いでいますので、現実世界と比較してのリアリティはあまり気にしていません。ただ、"この世界"の中で、登場人物にしっかりと理由や事情があってその行動をしている、いう部分は、気をかけて丁寧に描いていきたいと思っています。

 

ぜひまた、お時間の許す時に読んでもらえたら嬉しいです。

 

第三話はこちら

https://burnone0513.goat.me/pSdXAAs0bS

 

第一章「五月」のまとめはこちら

https://burnone0513.goat.me/q3vdNvh1gk